シンプルな答えは「復元される確率は極めて低い」です。SSD(ソリッドステートドライブ)の TRIM 機能は、削除されたファイルを保管するスペースを効率的に空にすることで、データの復元を完全に不可能にします。
しかし、Disk Drill のユーザーの中では、SSD からでもデータの復元に成功したユーザーもいます。 それがどのようにして可能になったのでしょうか?私たちも 100% 分かっていませんが、一般的に、TRIM は自動的に有効になることはありません。今ある情報を元に私たちが知っていることは、特定のレンジのメモリセクターがどこにでも使用されてないことを確認するために OS がコマンドを送信する場合のみに TRIM が関わってきます。ご使用の OS がこのようなリクエストを送信していないのであれば(エラー、停電や遅延された CPU 反応などの原因で)、Disk Drill は削除されたデータを含むセクターの読み取りができるため、データが復元できた可能性があります。
全ての新しい SSD 搭載の Mac は、TRIM が自動的に有効になります。サードパーティ SSD の場合、TRIM が有効にされているかは不明です。最低でも一社、OWC 社はTRIMを有効にすることを推奨しません。
では、TRIM がある場合、どうすれば良いのでしょうか?Disk Drill には、TRIM がある SSD でも、データを保護できる Guaranteed Recovery が搭載されています。Guaranteed Recoveryは、ゴミ箱が空にされる前に全てのファイルのコピーを作成するため、そのコピーは保存されます。このため、TRIM 付きの SSD をお使いの場合、Guaranteed Recovery を有効にしてください。